文学フリマ東京36の感想と振り返り

記事のタイトルがいつも通りテキトー。どうも、たみです。

2023年5月21日、文学フリマ東京に初出店してきました!その出店者目線のレポです。


福岡、京都、広島と文学フリマに参加して、東京は四カ所目の場所です。

浜松町駅からモノレールに乗ったのですが、すでに人が多すぎでびっくりしました。流通センター駅で降りてからも、ホームが大渋滞。改札を通り抜けるのにもかなり時間がかかりました。ほんとにみんな文学フリマ行くの…?と信じられない気持ちに。そして流通センター駅でどっさりみんな一緒に降りて、やっぱり文学フリマなのか?とやはり信じられない。


会場の流通センターに入る前に、はじめて文学フリマに出店したときに知り合った方と、二年ぶりくらい(!)にお会いしました。お元気そうで何よりでした。出店しないのに、出店者入場時間に来てしまい、来場者が入場できる時間には流通センターを離れなければいけないという残念な人でした。私と会うためだけに来てくださった形になったようなのでとても恐縮です…

友達というのはおこがましいですが、各地にこういう知り合いができるのは文学フリマならではで楽しいなと思います。そんなにたくさんいるわけではないですが。


いざ設営。いつも通り。

設営にも慣れて毎回同じセッティングだったのですが、なんだかシンプルすぎる気もするので次は少し工夫してみます。


12時ちょうどに開場。どちらかというと入り口から近い方だったので、人が流れてきたのも早かった方なのかな。

それで、何度も思ったことが…

会場広すぎ!&どこから湧いてきたのこの人たちは!

イミワカラン。

本が好き、で来ている人ばかりではないんですよね。出版社やプロの作家さんだけを目当てにしている人や、友達が出店しているから覗きに来たっていう人もいると思うし。それでも文学フリマを知っている人が世の中にこんなに存在していたことに驚きました。その日の入場者数が11000人を超えていたとか…昨年秋が8000人くらいと聞いていたので今まで参加した方でもびっくりの人の多さだったのでしょう(驚いたとかびっくりとか語彙力ないのがバレバレ…)。


ブースに立ち寄ってくださったお客さんもさまざまでした。

二年前から読みたかったという方がいて、東京来てよかった~とすごくテンション上がりました。

1万円札を出されて、おつりが出せないと言ったら、崩してから又来ます、と言った方。こんなに広いからもう戻ってこないだろうな、と思っていたらちゃんと来てくれました!!疑ってごめんなさい。

その他にも1600もあるブースの中でふと立ち止まって買ってくださった方がいたり、ほんとうれしかったです。どんな規模のイベントでも、一人ひとりのお客さんはとてもうれしい。


14時過ぎに「ツツジとビーフステーキ」、「乗り鉄かもしれない。」が売り切れました。今までのイベントで売り切れ、と言ったことがなかったのでついにこの時が!という感じです。乗り鉄かもしれない。は、机の上に見本誌として置いていたものもお買い上げいただき。ありがとうございました!

そこから一気に売れなくなりましたが…乗り鉄目当てだったのかなあという方がちょくちょく名刺やチラシをもらって行ってくださいました。

チラシもすべてなくなりました。弱気なチラシ配りでしたが、もらってくださった方々ありがとうございました。


今回はたみ&母で参加でした。母は嫌々ながらも私が席を離れた時にブースで売り子をしてくれました。ので、私も会場をうろうろしてみました。


今回の戦利品。

超少ない。ブースを出てお買い物をしよう、と思ったもののすぐに人に酔ってしまいまして。人混み苦手な私。とりあえず第二展示場もぐるっと回ってきましたが、あんまり買いませんでした。心なしか第二展示場のほうが人が少なかったですが、疲れちゃって。

旅行記ジャンルだけでもじっくり見ればよかったかなあとあとで思ったり。

でも買ったものには満足です!


文学フリマ広島で出会った方に、今まで東京で出店していたけど、これからは全国の文学フリマに参加しようと思っている、とおっしゃっていた出店者さんがいました。

確かにその気持ちはわかるなあと。東京は、ブース数が多い分様々なものに出会える可能性は広がるけれど、一つ一つのブースに立ちどまることは到底できない。


他にも思ったこと。買い手が出店者の方だった場合、「どこのブースで出店されてるんですか?」「じゃああとでお邪魔します」という会話が多々生じるのですが、東京はブース数が多すぎて広すぎて後でお邪魔、ほぼできない!

また、広島や福岡の方が売り手と買い手の話が弾むなあと思いました。こちらがあまり話しかけなかったというのもあるかもしれませんが、早く回らないと目当てのものが売り切れちゃう!という焦りというか。すぐブースを立ち去る方が多かったです。


文学フリマではないのですが、エスカレーターを歩く人が多いのにもなんだか東京の時間の速さというのを感じました。イライラしながら歩いている人が多い気がする。気のせいかな。いや、でもぼんやり歩いてたら舌打ちされたこともあるのでやっぱり…うん、ちょっと怖い人もいる。


そんなこんなで17時、無事文学フリマ東京が終了しました。たみたりの売上としては文学フリマの中では一番低かったのですが、私が後半疲れてしまったことにより愛想が消えていたのが原因だと思われるので反省します。あと、自分で書いた文章を読み直してなさ過ぎて、本の内容の説明ができなかったので読み直しておきます。


打ち上げは千葉で串カツを食べました。美味しかった~


今後の予定。

来月6月3日(土)~4日(日)、岩手県花巻市で開催される「はなけっと4」に参加します。現地に行くのではなく、委託参加です。釜山旅行記と乗り鉄を委託します。発送は済ませました。岩手のみなさま、よろしくお願いします!


10月22日(日)、今年も文学フリマ福岡に出店します!新刊つくります!まだ何も書いてません!

アイデアとメモなら大量にあるのでその中から何かまとまった文章を書きたいと思っております。旅行記になるかはまだわかりません。とりあえず何かを形にしたい。

あとは雨林ちゃんと共同で旅行記をつくっているのでそれが新刊になるかもしれません。今年の文学フリマ広島の、広島旅行記です。まあこれも私が全然書いてないんですけど…


そしてその次。来年の話をすると鬼が笑うとか言いますが、来年の話。

文学フリマ広島に出ようと思います。予定が合えば。多分予定は入らないはず。

今年はあちこち行って満足したので、来年からはまた通常モードに戻ろうかと。あまり無理は良くないし。京都と広島のどちらかに行こう、と思っていたのですが、私は小規模の方が好きだなと思ったので、来年は広島に行きます。

そこの路地入ったとこ文庫の委託や、ぺらふぇすにもまた参加したいなと。これも来年の話。


今秋は参加しませんが、いずれまた文学フリマ東京にも参加しようと思います。そのときには流通センターじゃなかったりして。(先日の文学フリマスペースでは今後さらに大きな会場にするとしたら候補としてはビックサイトとか言ってましたね…)

どこかで皆様とお会いできますように!


おまけ。東京観光。赤ちゃん双子パンタを見たい!と上野動物園に行きましたが、待ち時間40分という表示と、行列を見て諦めました。

大人のパンダを。


のっしのっしと歩いておりました。思ったより熊ですね…


実はレッサーパンダが大好きです。かわいかった~~~!!!


最後までお読みいただきありがとうございました!

たみたり

たみたりの参加イベントと既刊をまとめています

0コメント

  • 1000 / 1000