第八回文学フリマ福岡の感謝と振り返り

どうもたみです。みなさまのレポートに触発されて、自分でもちょっと一日の振り返りを書いてみようと思います。

こんな裏話があったのねって思ったり、出店者の皆さんの参考になれば幸いです。



なぜか初出店の時より緊張して、よく眠れず。わくわくと不安の両方で。

天神には9時半ごろに着きました。友人と合流です。

とりあえずエルガーラ前に行きましたが出店者入場の時間には少し早いし、非力なので設営は手伝えない。友人は福岡の人ではないので少し天神を案内することに。地下街をてくてく歩いてパルコにつながるエスカレーターのところにあるカッパの像と、突き当りの福岡銀行ATMコーナーにある魚の水槽を見てもらいました。

…すごく変な天神観光。地下街のお店はまだ開いていないところがほとんどで自分はクソ重い(下品な表現だ)スーツケースを持っていたこともあって地上をうろうろしたくなかったのです。


エルガーラの方に戻ってきたら10時、入場時間になっていたので、入場。昨年に続いて二回目の出店なので慣れたものです。

お隣は昨年同様せいきやさん。旅行記ジャンルが私たちだけなのでこうなるんですよね…知っている方なので安心感がありました。

反対側はエリーツさん。特にこの時点では挨拶せず…しとけばよかった。

設営はすんなり…と、ここでやっと友人の名前が判明。紅雨雨林(コウウウリン)だそうです。Twitterでは勝手に雨林ちゃんと呼んでました。いかんせん名字の読みが難しく(本人曰く、辞書で見つけた言葉らしい)、作品説明の際にたみは毎度口ごもっておりました。「ツツジとビーフステーキ」のたみとの共同作者でもあります。織円樽明子(オリエンタルアキコ)。

紅雨雨林=織円樽明子、同一人物です。

で、「夢旅行」の実物もやっと見ることができました。数日前に進捗はいかほどか尋ねたら「5%くらい」という不安しか感じられない答えが返ってきていたので、実物が出来上がっていたことにとりあえず安心。徹夜したそうです。自家製本。お疲れさまです…


それでまあ設営は前日にセッティング練習していたこともあり、難なく完了。

だいたい去年と同じ感じ。敷布にアイロンかけかけとけばよかった。

値札は大きめに…大きすぎたかも。

ちなみに本を重ねて置いている台に掛けている布ですが、作品数が増えたため大きめの布が必要になり、家には花柄しかなくて、前日セッティングしてみたらあまりにも花柄が主張しすぎていたので急いで100均にアイボリーのものを買いに行きました。これは買っておいて正解でした。あやうく皆さんの目に花柄しか入らなくなるところでした。敷布って大事。


最初の一時間の店番は私。去年は始まって15分くらいで売れていたことがイラスト担当の「たり」へのラインでわかり、今回もそのくらいで売れるかなーと思っていたけれどなかなか売れず。ものすっごく不安でそわそわ、カタログを見たりしてちょっとこちらを見ているようであれば会釈したり、みほん見てください、と声かけたり。


で、始まって30分くらいでようやく一冊目が売れました。やった!満面の笑みだったと思います。

すでに記憶が定かではないのですが、最初に買った方だったか、釜山以外の作品を3冊まとめてさらっと買ってさらっと去っていった方がいらっしゃって、ほんとうれしかったです。釜山を去年買ってくれたのかな…?まったく理由はわかりませんがありがたや。


以下、印象的だったお客さまたち。

Twitterでいいねくれてましたよね、という男性の方。お名前聞いてもわからず、こちらからいいねをしたってことは私が気になったということですが、家に帰ってよく考えてもやっぱりどなたかわかりませんでした。ブースの場所を聞いておけばよかった。もしこの文を読んでいらっしゃったらTwitterで連絡ください…!


釜山旅行記おもしろかったです!と言ってくれた方。釜山旅行記以外の3冊を買ってくださいました。Twitterの方で感想をいただいていてその感想でめちゃくちゃうれしかったのですが、今回直接言っていただけてさらに嬉しくて…はい。嬉しすぎました(語彙力の欠如)。その方は出店者の方でこちらからは伺えず…次回!次回伺います!


お昼は6階の若竹さんにて。14時にお腹ぺこぺこで行きました。



買い手としての感想。

基本たみはチラシ受け取ったり声かけられるの苦手タイプ(出店者目線で考えると嫌な客)なので、見本誌コーナーで見てからだったり、Webカタログでチェックをつけておいてからほぼ一直線で目的のブースに向かうということをしております。見本誌コーナーありがたい。

とか言いつつちょいちょい無料配布のものもいただきました。そしてなんか、すごい人が多かった!売ってる人も、買ってる人も。

去年より買いました(写真をもう少しきれいに撮ればよかった)。うろうろできたのは計1時間くらいだったんですけど結構買ったほうじゃないかな。でも、買いそびれがあったという…気になるのが多かった。


あとは、500円を超えると買いにくくなっちゃうな~というのが印象です。あくまでたみの金銭感覚ですが。だから自分で作る作品の値段設定は今後も500円までにするつもりです。


終了間際にお隣のエリーツさんにチラシだけでも貰おう、と伺ったら逆に来てくださって、新刊2冊買っていただけました。…次回!次回伺います!(デジャヴ)


全体的なたみのまとめとしては人見知りのわりに結構しゃべった、というのが感想です。

私はああ言えばよかった、あれを言うんじゃなかった、とくよくよしがちなのですが、この日はそれがなかったです。初出店だという方に頑張ってください!とか言ったり(よく考えると恥ずかしいw)、買いに行った先々でたみたりっていうサークルで旅行記とか書いてるんです~みたいなことをへらへらしゃべってました。来てくださった方にもどこで知ったんですか?とか色々話しかけることも多かったです(旅行好きなんです、って何度か言ってしまい、旅行記書いてるんだからそりゃそうだろ、と自分で突っ込んでた)。去年はもっとガッチガチでしゃべってた。出店2度目の余裕というか、慣れですかね。

買いに行く時に名刺を持っていけばよかったかな~と思います。


あと、自分のブースに来ていただいた出店者の方というのは何かしら感性が似ているところがあるはずなので、こちらからあとでブースを伺って買った作品はおもしろい!ってなることが多いです。


で、売れた部数。気になるよなーって思うので書いちゃいます。ざっくりとですが。

昨年より3冊プラス。ありがとうございます!!

一番売れたのは「乗り鉄かもしれない。」で、その次が「夢旅行」。どちらも新刊だったのでちゃんと売れてよかった。ちなみに夢旅行を売ったのはすべてたみでした。逆に雨林ちゃんが乗り鉄と釜山旅行記をそれなりに売ってくれてて。自分の作品は自信作とか言えないけど、人の作品の方がお薦めとかしやすいからかな、と分析。

で、ちょっと待てよと。去年は釜山旅行記一冊で出店したんです。そのとき一作だけで今回と同じくらい買っていただけたって…強すぎないか。この去年売れた冊数が多すぎて今回どのくらい売れるのか見当がつかず、とりあえず在庫ほとんど持っていったらめっちゃ重くてめっちゃ余りましたw

あと、Webカタログ。去年は気になるボタンを4人の方が押してくださっていて。だけど今年は2人で…。この違いもどのくらい売れるのか見当がつかない理由の一つでした。ただ、訪問済みボタンが去年押されていなかったのに対して今年は2人押してくださってました。この数字はどう分析すればいいのか。


ポスターでもっと新刊を強調しておけばよかったかな、とも思います。反省は尽きない。デザインしてくれた「たり」とこれは今後の課題にします。

あとは、チラシ。前回同様机の上に置いていたのですが、作品が多かったからか作品に目がいって、あんまりもらっていただけませんでした。次回からは手渡ししようかなーと思います。感染症もまだ流行ってるから気にする人もいるかな、と思っていましたが結構出店者の皆さんは手でチラシ配ってましたね。

名刺はイラストのおかげかいつももらって行ってくださることが多いです。かわいいって言っていただけるのは嬉しい。「たり」も喜んでおります。


16時ぴったりになったら片づけて、余った在庫と購入させていただいた作品をスーツケースに詰めて、帰りました。


新館パルコにて、乾杯とデザートをば。ハロウィンでした。

で、お店にスーツケースを置いてきそうになりました。先日大分に旅行に行った時も駅のロッカーに忘れて電車に乗りそうになったんですよね…これはいつか旅行記で書くかもしれません。今月2度目のあやうくスーツケース忘れる事件でした。忘れなくてよかった。


がらがらとスーツケースを引きずって帰宅して、Twitterを見てにやけたりして2022年10月23日は終わりました。

めっちゃ長い文章になりましたね。ここらでやめておきますが、書いてないこと以外にもたくさん印象的なことがあってほんと、リアルイベントはいいな、と改めて感じました。


で、リアルイベントではないのですが、

10月28日~30日に、静岡文学マルシェに委託しております。

12月4日はふらっとぺらっと(福岡)でも委託します。


で、来年は

1/15文学フリマ京都7

2/26文学フリマ広島5

に参加します!

予定が合えば東京と大阪も行きたいなあと考えております。


もちろん来年も文学フリマ福岡に出たい!そこで新刊が出せるようにまたゆるく頑張ります。

何を書くか決めていないので(参考にするかはさておき)Twitterでまたアンケートを取るかもしれません…


ありきたりな結びではありますが、

どこかでお会いできるのを楽しみにしております。

たみたり

たみたりの参加イベントと既刊をまとめています

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